磁器&陶器の情報サイト

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一般的に焼き物といえば陶器を思い浮かべる方が多いかと思いますが、有名な有田焼や洋食器類は磁器や半磁器に分類されるものがほとんどです。

そんなあまり知られていないけれど、実は身近なところにある磁器についての情報をお届けします。

陶器の性質

磁器

やきものは「陶磁器」ともよばれるように、普段わたしたちは、「陶器」と「磁器」を意識して区別していないことが多いのではないでしょうか。しかし、「陶器」と「磁器」は、原料や仕上がりなどさまざまな違いが見られます。

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磁器FAQ

磁器と陶器の違いは?

磁器は、陶器よりガラス質を多く含みます。
何が違うかというと、ガラス質になるほど、素地が水を吸いにくくなります。 ガラスが素地の中の穴の連結を閉ざすようになるからです。

磁器はどこで作られるの?
磁器 地図 日本では九州の佐賀県有田で初めて磁器が焼かれましたが、磁器の製造方法は次第に広がり現在は石川県の九谷焼・京都の清水焼・岐阜県の美濃焼など全国各地で生産されています。

磁器原料

原料が陶器やb器と異なり陶石、長石、珪石、カオリンを使用し、陶器の土ものに対し石ものと言われます。 基本的に生地は白か白に色で、強度を持たせる目的でアルミナを含ませた物以外の磁器は光を透過します。磁器は陶器より高い1300度前後で焼成され、叩いた時の音は陶器の鈍い音に比較して高く硬く澄んでいます。陶器と比べ強度がありますが、熱を伝え安く保温の面では陶器に劣ります。 吸水性がなく、釉薬を施してありますので、汚れや臭いがつきにくく、薄手でも陶器より強度がありますので、日常の器としては非常に使いやすくなっています。

ヨーロッパ磁器

東洋磁器の収集が支配者の財力と高尚な趣味の象徴であった当時、その収集熱が高まるにつれ次第に自国で磁器を焼成しようとする気運がヨーロッパで高まっていきました。その悲願を達成したのがドイツのマイセン窯です。
1709年、東洋磁器の大コレクターで知られるアウグストス強健王のもと、錬金術師のフリードリヒ・ベットガーがヨーロッパ初の白色磁器焼成の偉業を成し遂げました。翌年にはアルブレヒッブルク城内に王位磁器窯が設立され、ベットガーに助手を与えての本格的な磁器製造が始まります。
一方で王は磁器焼成の秘法の漏洩(ろうえい)を恐れて職人たちを厳しい監視下に置き、ベットガーはまるで“囚人”のような暮らしを強いられることとなりました。しかし、その苦労も虚しく秘法はまたたく間にヨーロッパ全土に伝播していったのです。

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